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DECEMBER, 2002 ▼December 18, 2002 きのう、脳天が割れそうな騒音に叩き起こされたので、あわててあたりを見回すと、 すぐそばの窓の外を、ごっつい電動ドリルと金髪の兄ちゃんが通り過ぎていきました。3階なのに。 外壁塗装用の足場を固定しようとしてンゴゴゴと音が炸裂していたわけですが、 トビの兄ちゃんは、8:30a.m.に地上を出発して、 10:00a.m.には、3階の私の脳天(に近い壁)に穴をあけようとしているのでした。 きのうは、一日じゅう頭が痛うございました。 ウチの大家さんは建物に深い愛着を持っており、いろいろな部分をこまめに塗り替えてくれます。 ありがたいことに建物は長もちし、住人もそれなりに敬意を持っているのですが、ときたま、ほんのときたま、 大家さんの建物へのありあまる愛情は、今回のように、生きた人間の都合を素通りすることがあります。 しかし一方、実は、私はトビに憧れており、 というより電気工事・電話工事ふくめ「高所で仕事する制服姿」になぜだか「男の中の男」を感じ、 日頃の言動に矛盾するのだけれど、 トビの女房や恋人だったら、はりきって2段重ねの弁当をつくるに違いないのです。 だから、この2日、兄ちゃんたちの働きぶりを間近に見られて嬉しく思っていたのに、 ゆうべ見た夢は、トビらしき金髪金ジャラの横暴な男にゴミのように捨てられるというさんざんな夢でした。 今朝起きてくると、足場はさらに増殖し、 すでに窓という窓ばかりか、換気扇までが養生シートでおおわれ、 我が家のベランダでは、3人の兄ちゃん(全員金髪)があたりまえの顔して、最後の一面の足場ガタメに精を出していました。 窓をあけられず、換気扇もまわらなくなった今日、 室内は早くも酸欠気味で、ベランダの兄ちゃんたちの手前ブラジャーも干せず、 塗っていただいて文句を言える筋合いではないけれど、正直言うと、大家さんに生活の安全保証を訴えたいところ。 でも、塗装がすんだ後この足場の解体が、兄ちゃんたちの仕事納めとすれば、 私も住処がきれいになるし、大家さんも晴れ晴れとして、皆が満足な年の瀬を迎えるってことでしょうか。 ▼December 13, 2002 開廊時に購入したコーヒーメーカーを捨てることにしました。 16年半の苦楽を共にした可愛いヤツですが、 プラスチック部分が劣化してしまい、 そこから何やら悪いものが溶け出てくるような気がするので、 思いきってゴミに出します。 しかしいざとなると、予想外にしみじみしてしまい、このままでは互いが浮かばれんので、 皆様に最後の姿を公開して、供養することにしました。 このコーヒーメーカーの他、開廊時から使い続けているのは、洗いカゴです。 青色の好きな私が、なぜこれだけ、やらしい赤色を買ったのか忘れてしまいましたが、 洗った食器をあげておくだけのカゴなので、 誰にも特別可愛がられもせず、未だ黙々と働き続けてくれています。 家電にせよ雑貨にせよ、近頃は驚くべき安さで売られています。 今なら、このコーヒーメーカーの3分の1の値段で、3倍容量のを買うことができます。 でも、コーヒーメーカーは一代限りでいいやと、よくわからないかたくなな心境にあり、 久しぶりに「別れ」というものをかみしめているところです。 ▼December 01, 2002 写真:吹替TVアニメーション in Helsinki フィンランドから戻って3日目。 いやはや、京都は寒い。屋内がムンムンしているヘルシンキより、はるかに寒いです。 北海道の人も京都を寒いと言っていたし、夏は夏でタイの人が京都は暑いと言っていた。 京都は世界でいちばん過ごしにくい土地なのではないかしら、私の性格も曲がるわけ。 さて、ついに12月になり、ひしひしと「時間の貯金」がありません。 ぼやいても今年は去るので、いっそのこと忘年会をして、 1月1日には、何喰わぬ顔でおめでとうなどと言う、これはこれで前向き。 本日、石川武史展(家具・照明器具)を終了し、 変則的ですが、次週の木曜日から溝江壽之展 を開催いたします。 お忙しい時期ではありますが、ご来場いただければ幸いです。 ▲TOP/ BACK to lists |